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「においの歴史」アラン・コルバン著、山田登世子・鹿島茂訳、藤原書店、1990.12-5,000E,
ミシェル・フーコーの大きさを、改めて感じることになる。どう、いったものか。勉強熱心な文章家の仕事、ということになるのだろうか。あまり好印象はもてない。フーコーが、切り拓いた領域・・・「性・監獄・狂気」により近代の検証をなす。これが「構造主義」。周囲に散らばった事象に目をやり、拾い上げ、おもむろにブツブツ、これがアラン・コルバンの仕事ではないのか。W・ベンヤミンの「発想」があり、その構成力、イメージ。対して、「感性」といいながら、それは支配された無意識を行為するだけのモノでしかない。[・・・・]アナール派、プローデルの「地中海」の仕事とは別種のモノか。網野善彦などの視点と同調できるモノなのか。 < 前のページ次のページ >
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